【イベント報告】科学技術と農業〜生産現場で求められる科学技術って?

今回はzoomで研究者×生産者×ドローン売りのアカデミックな(?)オンラインパネルディスカッションやってみました。

当日は30人ほどの方々にお集まりいただいて、参加者の方も交えながら科学技術をネタにワイワイする会となりました。
概要はFBのイベント報告などをご覧いただくとして、この記事ではウラ話的なところを書こうかなと思います〜。


このイベントはたまたま市野が今回の演者の友部さんとGOBOの飲み会(※初回:京都 2回目:オンライン)で会った時に、ご自身のやられている研究の話を楽しそうにされており、かつ農家さんにどういうことが困っているのかと自身から聞きにいく姿勢を見て、尊敬と同時に「この人の話おもしろいな!イベント一緒にやったら絶対楽しい!」と思い声をかけさせていたところからはじまりました。
実は最初は全く違うイベントを提案したのですが、話し合っている中でもっと楽しいことが出て来る出てくる。

その中で今回は「科学技術系の研究者と現場の人がお互いに歩み寄れる会が何かしら開きたい!」というところにフォーカスしてやってみることになりました。
生産技術に興味がありそうなGOBOメンバー2人も巻き込んで、ワクワク!2回しかしてないですが企画の話し合いも楽しすぎました。


議題はOK、あとは参加者の方と演者はどういう関係性で展開していく会にしようかな?というところ。

演者を教壇の上に上げた形の会もあるけど、せっかくだから共通の話題で盛り上がりたいな、
知識の量や有無によらず同じくらいの目線で自由に疑問点をぶつけたり議論したり、ワイワイやりたいな。
というところで考えたのが、、

居酒屋で研究者とドローン売り、生産者(プラスファシリの私)が農業と科学技術の話をネタに呑んでいて、参加者の皆さまはそれを傍聴するもよし、からみ酒をするもよし、物申すもよし、、という場を想定。
飲み屋のお話なのでこれといった結論も設定しません。 飲み屋の話で結論あったらつまらないでしょ?

とまぁ普段から酒にまみれた人間が考えるワクワクした場(?!)を裏設定として設定。しかしGOBOのイベントの中では今回のような科学やら生産技術やらの話題でのイベントはこれまでになく、このイベントはちょっと尖ったもののいう位置づけでした。

なので正直なところ来てくれる人はかなり少人数だと思っていました。(それはそれで濃い話ができるので全く問題ないとの思いもあったのはたしか)しかし、フタをあけると想定以上にたくさんの方に集まっていただくこととなりました。
わーい感謝!!30人くらいなのですが想定よりも多く、そのことに対して単純に嬉しいな!と思いました!

そして、コロナの前まではリアルでのイベントが主体で考えもしなかったオンラインイベント。オンラインイベントは箱のキャパや場所代の赤字も考えなくていいので自由にできるな、なんてぼんやり思いました。 このイベントリアルでやるって言ったら絶対30人も視野に入れて会場選びもしなかっただろうし、人集めも最低限で終わらせていただろうなと。

そんなこんなで会が始まります。

冒頭あいさつ、多少「このイベントに興味を持ったきっかけ」を記入してもらうアイスブレイク(これは演者の佐藤案ですが、興味を持ってもらったきっかけに演者自体が興味があったため記入した&チャットを動かして参加者に少しでも場に入ってもらいやすくするための工夫の一つです)をし、その後は演者自己紹介からのフリーでパネルディスカッション!
実はプランは少々立てたけどもほとんどアドリブでした笑

なぜかというとイベントの前の話し合いの時点で話が盛り上がりすぎたため、「この3人が好きに喋った方が面白いんじゃ??」と思ったからでございます。
案の定質問もたくさんいただいたので、そちらも巻き込みながらそれをネタにしていろんな方向に議論を発展させ、さらにコメントをいただく、、といった形で会が進んでいきました。

演者以外の方ともお話ができて、いろいろな考えに触れることができ、とても楽しく意義のある時間を過ごせたなあと、企画サイドが悦に入っております。

自己満かよ!というところですが、実際に参加してくださった方からも嬉しい感想が。

  • すごく世界が広がった気がしました。法律の世界でも純粋法学、基礎法学と実務法学という世界があり、構造が似ているのかなと思い親近感が湧きました。(弁護士さん)
  • 農業の根本的な部分、改めて勉強になりました!(農家さん)
  • こういった会は何度でも聞きたいのでぜひまた企画して欲しいです。(ロボット研究専攻の学生さん)

いや〜ありがたやありがたや…… いい時間を演出できたようでひとまず安心しました。


ちなみにわたしがファシリテーションしながらぼんやり考えたこと↓

  • 持論として、学問は学問としてそれをそれで磨いていく方向性があってほしいし、それを認められる寛容な世であってほしい!
    だけども応用が期待される科学技術に関しては困りごとの本質的な仮説(本当にその仮説であってる?)から実際にその問題を解決するためにいくら出せるか(これはランニングコスト含め継続的に)など、現場へ実際に使われていくためにはそっちの方向も合わせて考えていくことも大事かも。
  • 技術サイドも玉石混交で、本質を見誤り現場で応用されることを期待させるように見せかけたもの、エセ科学、自社の利益ありきで必要ない技術を名前だけでゴリ押ししたり、、そんなんもあるよなぁ。それを選べる目を身につけんといけないかも。
    あと農家サイドが本当に自身にとって必要で実現可能な技術は何か選ぶことが大事…?(これは難易度が高いことかもとの声もあった)
  • 参加者の方の意見をお借りすると、どの技術をどれくらいのコストをかけて採用するのかは本当に経営判断の世界(改めて考えてみて、深い)であり、農家さんのこだわりポイントをどこに持ってくるかにもよるなぁ

などなど。
…なんかマジメ〜な感じですが、思い出してください。

きっかけは酒の場からです。 酒です。設定も居酒屋です。

という感じでちょっと考えつつもほぼ絵を描かないで走ったイベントでした。
どんなきっかけでも勢いでも、自分のやりたいイベントができる、GOBOの寛容さならではだな!と思います。

読んでくださった皆様ありがとうございました😊 引き続きよろしくお願いします!

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